知っておきたいテクニック
ブラクラと戦う際に知っておきたいテクニックを紹介します。
タスクマネージャーの出し方
基本中の基本です。
タスクマネージャーとは、コンピューターで実行中のプログラムやプロセス等の情報をまとめたもので、
アプリケーションを強制終了するときに役立ちます。
タスクバー(画面の下の方にあるやつ)の何もないところを右クリックして、｢タスクマネージャ(k)｣をクリックすれば起動できます。
また、Ctrl+Shift+escでも出すことができます。
プロセスの殺し方
アプリケーションを強制終了することを｢プロセスを殺す｣と言います。
無限アラートやゾンビウィンドウではウィンドウを閉じることができないので、アプリケーションの大本から終了させてしまった方が安全です。
タスクマネージャーの｢プロセス｣タブから任意のプロセスを右クリックし、｢プロセスの終了(E)｣をクリック、
または｢プロセスの終了(E)｣ボタンを押せば終了することができます。
また、強力なブラクラによってタスクマネージャーが逝った場合は、taskkillコマンドを使用する方法もあります。
windowsキー＋Rで｢ファイル名を指定して実行｣を起動し、｢taskkill /im プロセス名｣と入力して実行すると、
コマンドプロンプトが立ち上がってプロセスを終了させることができます。
また、taskkillを使うと、同じプロセスが複数量産されている場合でも一網打尽にすることができます。
参考までに、以下に主なアプリケーションとプロセス名を載せておきます。
アプリケーション名
プロセス名
InternetExplorer
iexplore.exe
Microsoft Office OutLook
OUTLOOK.EXE
telnet
telnet.exe
WindowsMediaPlayer
wmplayer.exe
ソースのとりかた
WEBページをHTMLソースコードの状態で閲覧することを｢ソースをとる｣といいます。
怪しいURLは踏む前にあらかじめソースをとって中身を確認しましょう。
ブラウザには踏む前にソースをとれるものととれないものがあります。
firefoxやgoogle chrome等のブラウザではアドレスの前に｢view-source:｣と追加すればページをソースの形で表示できます。
ちなみに、当サイトの｢ソース解説｣の画像はgoogle chromeのview-sourceコマンドでソースをとっています。
IEでも前まではview-sourceが使えたようですが、WinXP SP2になってからなぜか使えなくなっています。
そんなとき便利なのが｢オンラインソースチェッカー｣です。
｢オンラインソースチェッカー｣は、サイトのURLを入力するだけで、そのサイトのソースを取得してくれる便利なページです。
昔は様々なサイトがありましたが、今残っているのはわずかです。
それでもググれば結構出てくるので、調べてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、その一つとしてTOOL MAKERZ氏のソース表示ツールを当サイトのリンク集に掲載しています。
個人的に一番シンプルで使いやすく、ブラクラ判定もしてくれるのでChromeでソースが取れない場合によく利用しています。
mailtoストームと戦う
ブラクラで一番多いのはやはりmailtoストームでしょう。
なので、まとめとしてmailtoストームとの基本的な戦法を紹介しておきます。
親URLを閉じる
親URLを閉じない限りメーラーは出続けるので、まず親URLから閉じてしまいます。
メーラーが出ている間はブラウザをマウスで閉じることができないので、タスクマネージャーから｢iexplore.exe｣プロセスを殺します。
このとき注意してほしいのは、
プロセスのサイズが小さい方を終了させる
こと。
でないと、IEの機能によってせっかく閉じたタブが
復活します。
メーラーが出終わるまで待つ
メーラーが出ている間はメーラーのプロセスが大量に増えるためタスクマネージャーが軽く逝きます。
この間にメーラーを閉じるのは至難の業で、やるだけ無駄なのでほっときましょう。
メーラーがクラッシュすることがありますが、その場合はメーラーを再起動して安定するまで待ちましょう。
メーラーを閉じる
あとはメーラーを閉じるだけです。
地道に1つずつ閉じても構いませんが、よっぽどのMでもない限り苦痛な作業なのでタスクマネージャーで一気に閉じましょう。
全て開ききると、プロセスが一つにまとまるので、一網打尽にすることができます。
おまけ：OSがクラッシュしたら
今後conconクラッシャーのようなブラクラが出ないことを祈りますが、
もしOSがクラッシュしてしまった場合の対処法です。
Alt+Ctrl+Delと覚えている方が多いと思いますが、それが使えないまでにフリーズしてしまった場合にも対処法があります。
それは、｢CrashOnCtrlScroll｣というもので、Windowsに搭載されている｢自爆装置｣のようなものです。
これを行うには設定をしなければなりません。
まず、ファイル名を指定して実行を起動し、｢regedit｣と入力し、レジストリエディタを起動します。
次に、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\ParametersにDWORD値で、
｢CrashOnCtrlScroll｣を追加し、値を1に設定します。これで設定は完了です。
Ctrl+ScrollLockキーを2回押すと、ブルースクリーンが出て、強制再起動されます。
これは、システムになにか重大なエラーが発生したときに強制的にデバッグする機能で、
大体の場合に効くので、なにかあった時のために設定しておくといいかもしれません。
くれぐれも友達のPCにいたずらで仕掛けちゃだめですよｗ
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